TERAOKAの仕組みづくり
TERAOKAでは、環境への配慮とイノベーションの推進によって持続可能な生産消費を確保する仕組みづくりを行なっています。テーマは「① Eco-Instruction (エコ育)」、「② Environmental Management (環境マネジメント)」、「③ Zero Emission (ゼロ エミッション/排出ゼロ)」の3つ。社会の仕組みづくりにおいても、TERAOKAは新しい常識を創造しています。
Eco-Instruction エコ育
学校法人清明学園 (東京都大田区) の学園祭「清明祭」にTERAOKAのペットボトル減容回収機《ボトルスカッシュ》を設置。その場で減容を体験してもらいながら、ペットボトルがどのようにリサイクルされるかを、子供たちにも興味を持ってもらえるよう楽しい内容で説明しました。
TERAOKAは、そのようなエコ育を通して、リサイクルやサーキュラー エコノミーの大切さを地域の子供たちに分かりやすく学んでもらう活動を続けています。
Environmental Management
環境マネジメント
TERAOKAの生産拠点の一つであるデジアイズ (DIGI I‘s;岩手県)では、環境マネジメントに向けて2000年よりISO14000を取得しています。《省エネルギー活動》を大きな柱に、「❶ デマンド監視による節電」、「❷ 照明スイッチの細分化」、「❸ LED照明への切り替え」、「❹ 冷房28度設定」、「❺ シャッターへの断熱塗料塗布」、「❻ グリーンカーテンの設置」、「❼ 製造用機械のコンプレッサーエア漏れチェック」など、各種の具体的な施策に取り組んでいます。
またデジアイズには480枚の太陽光パネルを設置。通常は電力会社に売電しつつ、停電時は、非常用電力として活用できる仕組みを整えています。
Zero Emission
ゼロ エミッション/排出ゼロ
Zero Emission (ゼロ エミッション)
TERAOKAの「仕組みづくり」の大きな柱となっている考え方が《Zero Emission (ゼロ エミッション/排出ゼロ)》です。
「❶ Direct Store Delivery (ダイレクト ストア デリバリー) 方式およびPallet Delivery (パレットデリバリー) 方式による包装材の削減」、「❷ 環境Naviによる分別排出の徹底と分析」、「❸ 紙の使用量削減の取り組み」など、廃棄物ゼロの達成に向けた活動を推進しています。
Direct Store Delivery
(DSD;ダイレクト ストア デリバリー方式)
2005年に開始したDSD;ダイレクト ストア デリバリー方式は、組み立てや配線、データ入力やプログラムインストールなど全てのセッティングを工場で完了させ、直接お客様にお届けするTERAOKA独自のシステムです。
またDSD方式の推進によって、それまで2回必要だったトラック輸送が1回で済むようになり、輸送による環境負荷も軽減。納品時の設置作業時間も大幅に削減されて、お客様満足度の向上にも寄与しています。現在、TERAOKAのPOSシステムの95%はDSD方式でお届けしています。
Pallet Delivery
(PD;パレットデリバリー方式)
パレットデリバリー方式は、DSD方式と同時に開発された新しい輸送形態の仕組みです。POSなどの大型製品の輸送のために、製品ごとに専用の輸送用パレットをゼロベースから設計し、包装材を使わない輸送を実現しました。
このPD方式によって包装材の廃棄物を大きく削減。梱包・開梱作業も少なくなり、業務改善にもつながっています。
さらに納品先が同じ方面のトラックに製品の積み合わせを行い、混載便を増やすことによって、安価で環境負荷の低い輸送を実現。トラックの台数を37%削減することに成功し、環境負荷低減に効果を上げています。