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特長
SPK-3000は貨物や荷物の寸法、重さを自動で計測する物流センター向け自動採寸計量システムです。貨物や荷物をコンベアに流すだけで寸法と重さを自動で計測、バーコードリーダーと組み合わせれば、バーコード情報と測定値を紐付けてPCに送信することが可能です。正確でスピーディーな採寸システムが、物流コストや倉庫の保管費用の削減に寄与します。
高精度ゲートセンサーが寸法を素早く計測
SPK-3000は、貨物がコンベア上を通過するだけで寸法(長さ、幅、高さ)を自動で計ります。ゲートセンサーには高精度の光学センサーを内蔵。通過した物がセンサーを遮断することで採寸します。サイズは5mmピッチで計測可能。補正演算機能により、斜め方向で搬送された物も高精度でサイズ測定ができます。
ノンストップでスピーディーに重さを計測
コンベア下に内蔵された3つのスケール(秤)が貨物の重さを計量。独自の計量アルゴリズム(特許取得)により、最短40cmの間隔があれば高速で次々と流れる物を逃すことなく計測します。
コンベア搬送速度120m/分、平均貨物長45cm、貨物間隔40cmで8000ケース/時間を実現。計量器メーカーだからこそできる、高速処理が強みです。
※最大50kgまでの貨物を計量可能、5kgまでは50g単位、5kg以上は100g単位で計量。
バーコード読取り機能を一体化
自動採寸計量システムSPK-3000は、物流業務に不可欠なバーコードの読み取り装置を接続できます(オプション対応)。手動で読み取るハンディスキャナーから、コンベア上で自動読み取りする高性能スキャナーまでさまざまなタイプをご用意。バーコード情報と寸法、重さの情報を紐付けて管理できます。
測定値はPCやPLCといった上位機器に、バーコード情報と寸法・重さのデータがひとまとまりになって送られるので、WMSや仕分けライン、発送業務システム等との連携も容易に実現。物流コストの削減、保管費用の削減、倉庫スペースの有効活用等に力を発揮します。
サイズや用途に応じた多彩なバリエーション
コンベアが60cm幅のSPK-2000、90cm幅のSPK-3000、122cm幅のSPK-4000と3タイプをラインナップ。貨物の大きさや設置スペースに応じてご自由にお選びいただけます。
また、「採寸だけ」「計量だけ」「バーコード読み取りと計量だけ」といった組み合わせにも柔軟に対応しています。
仕様
外形寸法
寸法計測 | 寸法計測範囲 長さ(L) : 15~153cm |
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幅(W) : 10~90cm (SPK-3000) | |
高さ(H) : 6~92cm | |
寸法目量 : 0.5cm | |
寸法検出 : 赤外線透過センサー | |
質量計測 | ひょう量 : 5/50kg |
目量 : 0.05kg/0.1kg | |
検出方式 : ロードセル方式 | |
ベルトスピード | 30~120m/分(可変) |
最小荷物搬送間隔 | 40cm |
本体寸法 単位mm |
L: 1735 × W: 1300 × H: 1543.4 (SPK-3000) |
自重 | 360kg |
インターフェース | RS-232C、RS-422、10/100baseT |
使用環境 | 【温度】 0~+40℃(結露なきこと) |
電源電圧 | AC200~220V 3相 50/60Hz |
消費電流 | 300VA |
バリエーション
SPK-2000
SPK-4000
FAQ
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SPKシリーズはどのような用途に使われていますか?主に物流業務において、梱包された貨物の外寸と重量を計測するために使用されています。容積データの算出が容易になるため、倉庫や輸送管理の効率化に活用されています。
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SPK-3000で計測できる荷物の範囲は?最大で幅120cm、長さ153cm、高さ120cm、重さ50kgまで。最小で幅10cm、長さ15cm、高さ3cmです。詳細は最寄の販売店にお問い合わせください。
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箱型でない荷姿の場合も計測できますか?異型貨物を外形寸法の最大値で計測することができます。貨物の形状により正しく計測出来ない場合もありますので詳細は最寄りの販売店にお問い合わせ下さい。