世界初の 一体型MAPトレーシーラー「LX-5600」 6/4~6/7 FOOMA JAPAN 2024にて初公開
海外では欧州を中心にインストアのMAP包装※1が広く普及しており、製造日から1週間以上日持ちする商品が多く販売されています。日本でも、生活スタイルの変化やフードロス問題への関心の高まりによって、コンビニの惣菜商品等を中心にMAP包装の導入は進みつつある一方、大掛かりな設備や広いスペースの確保が必要なため、小売店内で製造・包装される生鮮食品のMAP包装はほとんど行われていないのが現状です。
一体型MAPトレーシーラー「LX-5600」は、計量・ガスフラッシュ包装※2・自動値付機能を一体化した、世界初の革新的な包装機です。省スペースな設計で、スーパーマーケットなど小売店のバックヤードや、小規模な食品工場への導入も可能となりました。
MAP包装による消費期限の延長により、店頭や家庭でのフードロスが削減できるだけでなく、消費者にとっては、まとめ買いができるなどライフスタイルに沿った利便性を付加します。
小売店にとっては、消費期限の延長により廃棄ロスや値引きロスを削減するだけでなく、計画的な生産・配送・在庫管理が可能となり、人手不足解消や店舗運営全体の効率化を実現します。
※1 ガス置換包装(Modified Atmosphere Packaging)。パッケージ内の空気を窒素や二酸化炭素などの食品の保存に適したガスに置換して包装する技術で、菌の増殖を抑え、消費期限の延長が可能。
※2 ガスフラッシュ包装とは、容器内にガスを吹き込んで充てんするMAP包装方式。一度機械内部を真空にしてガスを充てんする「置換方式」とは異なり、「ガスフラッシュ方式」ではコンプレッサーや真空ポンプなどの設備が不要となる。
「LX-5600」は、計量、ガスフラッシュによるMAP包装、最大3枚のラベルを同時貼付けする値付を、1台で完結します。占有面積はわずか1.3㎡で、エアーコンプレッサーや真空ポンプなどの設備が必要なく、設置場所の自由度が格段にアップしました。
添加する食品ガスは商品特性に応じて2種類のガスを切り替え可能。金型もワンタッチで着脱する設計により1分以下で交換できるなど、機械を止めるダウンタイムを極限まで減らします。
『FOOMA JAPAN 2024』概要
会期: 2024年6月4日(火)~7日(金) 10:00~17:00
会場: 東京ビッグサイト(東京国際展示場)東1~8ホール
寺岡精工ブース: 【東6ホール 6P-58】
入場料: 無料 完全来場事前登録制
公式サイト: https://www.foomajapan.jp/