製品情報
廃棄物管理や棚卸作業など、計量実績データの記録&管理を効率化
株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区/代表取締役社長 山本宏輔)は、
計量実績の記録・管理の精度と効率を向上する「計量管理クラウド」を、6月13日(木)より販売開始します。
本製品は、計量実績を管理するクラウドサービス/計量アプリと操作端末/クラウド対応計量器の連携システムです。
クラウド対応計量器で対象物を量るだけで、計量管理クラウドに計量実績データをリアルタイムに送信。
正確・スピーディーに計量実績の「見える化」が可能になります。
廃棄物の計量、原料管理や個数管理できない液状・粒状・粉状の商品の棚卸し、商品の歩留まり記録、
集荷物の重量チェックなど、重量データが必要となるあらゆる業種や作業で活躍します。
飲食店での「廃棄物の計量」も容易に、ごみ発生抑制をサポート
持続可能な開発目標を遂行する企業活動のために、廃棄物排出実態の把握は企業にとって重要となっています。
例えば、食品リサイクル法で定められる再生利用等実施率は上昇傾向にありますが、2024年度目標値のうち、外食産業は19%の乖離があり企業努力が必要とされています。
この乖離を無くすには「正確なごみ計量による現状把握」が第一歩となりますが、専用の計量器を設置するスペースがない、手作業でPCに入力する手間がかかるなど、継続が難しいのが現状でした。
計量管理クラウドはワイヤレス通信で配線が不要な計量器をラインアップし、持ち運び・収納も可能に。
これまで定置式の計量器が設置できるスペースがなかった飲食店や専門店でも導入が容易になりました。
現場運用は操作端末で計量品目を選び、廃棄物を量るだけで計量実績のデータ化が完了。
オプションのラベルプリンターを使用すれば、実績ラベルを廃棄物に貼り付け実績証明も可能になります。
「どこから・どんな廃棄物が・どれだけ排出されているか」を正しく適切に把握することで、
食品残渣の原因分析や廃棄コストの見直しに活用できるシステムです。
“量るだけ”の簡単な現場運用
クラウド対応計量器で対象物を量ると、計量アプリをインストールした操作端末
(タブレットまたはインジケーター)を通して計量管理クラウドに計量実績をリアルタイムで送信します。
手作業での帳簿記帳やPC入力が必要ありません。計量アプリは誰でも簡単に操作ができるようシンプルなソフトで、
極めて簡単に重量データをクラウド上で管理することができます。
また、クラウド対応計量器は、台秤・クレーンスケール・プラットフォーム型スケール・バー型スケールなど
複数ラインアップし、インターネット環境の有無や作業場所の広さ、用途、計量物の重量などによって
最適な計量器を選ぶことができます。
システム構成図
あらゆる業種・業界で生産性向上に貢献
計量実績は廃棄物の管理以外にもさまざまな用途で活用でき、
マニフェスト・管理表・分析レポートなどの作成・印刷も可能です。
重量データのクラウド管理は、飲食サービス業や小売業における廃棄物管理のほかにも、
在庫管理・棚卸し・出来高管理などに活用でき、あらゆる業界の生産性向上に貢献します。
小売・流通業
重量管理商品の在庫管理精度を向上。
店舗や倉庫の在庫量を正確に棚卸しすることで、補充頻度の予測や欠品リスクを低減します。
製造業
加工した原料の重量を記録・管理することで歩留まり率を算出でき、資源の無駄を減らし効率的な生産プロセスを実現します。
個数管理ができない液状・粉状・粒状などの原料を、重量による効率的な棚卸しも可能です。
物流業
集荷時の荷物の計量・記録で正確な荷受作業が可能になります。
農業・畜産業
作物の出(集)荷量を計量することで、作物ごと個人ごとの出(集)荷量を正確に管理することができ、出荷計画に役立ちます。
今後、計量管理クラウドは他のクラウドシステムとのWebAPI連携の開発を進め、
クラウド上に蓄積された重量データをもとにさらに拡張的な活用の実現を目指します。
今後、計量管理クラウドは他のクラウドシステムとのWebAPI連携の開発を進め、
クラウド上に蓄積された重量データをもとにさらに拡張的な活用の実現を目指します。
計量管理クラウド
詳しくは、製品ページよりご覧ください。
● 製品名 :計量管理クラウド
● 販売地域:全国
● クラウド対象計量器:台秤「DS-502HD(BT)」、クレーンスケール、プラットフォーム型スケール「S-Yシリーズ」、バー型スケール
● 発売日 :2024年6月13日
● 製品ページ:計量管理クラウド
https://www.teraokaseiko.com/jp/l/logistics/products/cloud/weighting-data-cloud/